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北海道ゴーカート事故「運営は新千歳モーターランド」誓約書が2chで物議

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北海道森町の宿泊施設で行われたイベントで、11歳女児の運転するゴーカートが観客に突っ込み2歳男の子が死亡しました。北海道ゴーカート事故の運営者は誰なのか。北海道ゴーカート事故の運営は安全対策がされていたのか。北海道ゴーカート事故の責任は運営者が取るのかについて調べました。

北海道ゴーカート事故「運営は新千歳モーターランド」誓約書が2chで物議

北海道ゴーカート事故が発生したのは、北海道森町の宿泊施設グリーンピア大沼で行われたイベント会場です。

こちらのチラシに記載の通り、このイベントは「函館トヨタ自動車」「函館トヨペット」「トヨタカローラ函館」「ネッツトヨタ函館」の4社が主催しています。

イベント主催は上記トヨタ系販社ですが、北海道ゴーカート事故が起きた『オールトヨタカートゾーン』の運営を任されていたのは新千歳モーターランドです。

運転を指導 新千歳モーターランド(有限会社 アクトコーポレーション)
九谷田 聡 常務
新千歳モーターランドは北海道千歳市にあるサーキットで、本格モータースポーツを楽しむことができる複合施設です。新千歳モーターランドの中でも特に人気があるアトラクションがこちらの「レンタルカート」です。

レンタルカートとはゴーカート感覚で遊ぶことができ、本格的なフォーミュラ感覚を味わえる大人気アトラクションとなっています。
引用:新千歳モーターランド公式

今回11歳女児が事故を起こしたのが、まさにこのレンタルカートです。ゴーカート感覚で遊ぶことができ、と記載されているところを見ると「誰でも簡単に操縦できるのだろう」と受け取ってしまいます。

新千歳モーターランド公式ホームページには、レンタルカートの乗車手順が掲載されています。その乗車手順の中にある「誓約書」が今、注目されています。

ご来場されたら初めに走行申込書を記入していただきます。
こちらの書類内容は申込書兼誓約書となっています。誓約書の部分を拡大して文字に起こしてみました。
新千歳モーターランド御中
私は「レンタルカート」を運転するにあたり、係員の指示に従い安全運転につとめ、以下のことを誓約いたします。
1.私が事故を引き起こした場合は、事故に起因する一切の損害を賠償致します。また、他の走行者との接触事故等に起因した場合も走行者間で解決し賠償致します。
2.私は走行に関連した衣服等の汚損・破損、また事故による死亡・負傷等、私自身の受ける損害について、主催者(係員・アルバイトを含む)または、他の走行者に対して非難したり、損害賠償を請求したり、その他責任を追求することは一切致しません。
こちらの誓約書は、あくまでも「新千歳モーターランドを訪れ、レンタルカートに乗車する場合」に申込者が記載するものです。今回のイベントで11歳女児がこの誓約書にサインをしたかは明らかになっていません。
今回の北海道ゴーカート事故については、運営者側に責任があるという意見が多く見受けられます。運営を任されていた新千歳モーターランドだけではなく、主催の「函館トヨタ自動車」「函館トヨペット」「トヨタカローラ函館」「ネッツトヨタ函館」に対しても責任追求があるかもしれません。

北海道ゴーカート事故「新千歳モーターランド評判」小学生も楽しめる

新千歳モーターランドの口コミを調べました。Googleの口コミですが、296件レビューがあり4.2と高評価です。

新千歳空港そばにある本格派サーキット
子供でも免許がなくても高速レーシングを低価格にて楽しめます。
ゴーカートのようなものと思ったら大間違いで、スピードもあり、地面に近いところを走るので、車好きの子供にとって最高の体験となりました。

5周で、二千円。小学生でも楽しめました。

子供も楽しめる

新千歳モーターランドの口コミを読むと「親子で楽しめる」「免許がない子供も楽しめる」というものが多かったです。また、札幌から近くロケーションが良いのも人気の理由なのでしょう。

↑こちらの動画からもわかりますが、レンタルカートは本格的でかなりスピードが出ています。

北海道ゴーカート事故「ベビーカーも倒れていた」

11歳女児の運転するゴーカートが観客に突っ込み、2歳男の子が命を落とすという痛ましい今回の北海道ゴーカート事故。コースと観客を仕切っていたのは、プラスチック製の障壁と三角コーンだけでした。

今回、事故が起きたコースは1周約200メートル。女の子の運転するゴーカートは走り終えて、ピットレーンに向かっていました。  乗り降りする場所と、見物客の間は十数メートル離れていたといいます。しかし、ゴーカートはカーブを曲がり切れず、そのまま突っ込んでしまったのです。
引用元:Yahooニュース

ピットインすることで低速になる場所のためフェンスがない
(スピードを)落としなさいという指示をしたが(女児は)パニックに陥っていた
安全対策はとっていたが予期せぬことになった

目撃者:「AEDを使ってすぐに心臓マッサージをしていた。子どもも顔が血だらけで…怖いし。ベビーカーも倒れていた」
引用元:Yahooニュース

事故当時、11歳女児の運転するゴーカートは時速40キロ出ていたかと言われています。運営していた新千歳モーターランド常務は「予期せぬことになった」と話していますが、事故が起きてしまった今、もっと安全対策できたはずだと誰もが思ってしまいます。

北海道ゴーカート事故「運営者の責任転嫁がひどい」

今回の北海道ゴーカート事故で運転していた11歳女児は以下の要件を満たしイベントに参加していました。

・ペダルに足が届く身長140㎝以上
・事前にブレーキやアクセルなど運転操作の説明を受ける
そして第一報では「ゴーカート」と報道されていましたが、女児が運転していたのはレーシングカートです。
一般的なゴーカート:最高時速30キロ程度。運転席背中側にブレーキレバーあり。
レーシングカート:最高時速50キロ程度。ブレーキレバーなし。
事故当時、現場にいた主催者は以下のようにコメントしています。
・制限時間(3分)が近づいた時、ゴール前で見守っていたスタッフがスピードが速すぎることに気付く。
・旗を振り「スピードを落として!」と叫んだが減速しなかったため、ゴーカートと並走しながらアクセルを戻そうと試みたが振り切られた。
そもそも時速40キロ出ているレーシングカートと並走という時点でお粗末すぎます。

北海道のゴーカート事故、明らかに設営に問題ありでしょ。一番長いストレートの先に人がいるなんて殺意しかないやん。普通に考えたらロングストレートの横で見物させるべきだと思うが。何より主催者の「アクセル踏みっぱなしなのが事故の原因」みたいな釈明が腹立つわ。

北海道ゴーカート事故「賠償責任は11歳女児保護者か」

運転手が成人の場合は、アクセルとブレーキを踏み間違えると事故として扱われ損害賠償を負うことになります。北海道ゴーカート事故で運転していたのは11歳女児です。小学生や中学生など、14歳未満の者は一律に刑事責任能力に欠けるとされています。

そのため法的責任が生じたとしても、11歳女児の場合は刑事上の責任を負えません。つまり、今回の事故では11歳女児の保護者が責任を負うこととなります。

現時点では「誰が責任をとるのか」明らかになっておりません。こちらに関してはわかり次第追記していきます。

※追記※

警察が主催者側の安全対策に問題がなかったかなど、業務上過失致死傷の疑いで捜査を進めていることが明らかになりました。

※追記ここまで※

【追記】北海道ゴーカート事故「ずさんな安全管理」

北海道ゴーカート事故当日、親子でイベントに参加していたという男性の証言から安全管理がずさんだったことが明らかになりました。

(身長は)聞かれてもいないし測ってもいない

このイベントの身長制限は目安として140センチということでしたが、実際には身長のことを聞かれてもいないし測ってもいないとのことです。

前の組の子が奥のストレートのカーブ手前でコースアウトをしていたというのはあった
事故を起こした11歳女児の他にも、コーンに接触したり、コースアウトした人たちがいたようです。コースから外れるゴーカートがあるのに、観客の配置や仕切りが見直されることはありませんでした。

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